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片貝まつりの隠れた名花火 “大柳火”

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正四尺や正三尺をはじめとする大玉や同級会の特大スターマインに目が行きがちな片貝まつりの花火ですが単発から三発程度で打ち上がる花火の中でも特色のある物も多く上がります。
その中で自分が好きな物はこの大柳火と呼ばれる花火。
和火とも呼ばれるこの花火は明治以降、西洋の花火の文化が入ってくるまでずっと日本の花火シーンを演出してきました。
今ではどこの花火大会でも洋火と呼ばれる火薬に金属が混ざった明るい花火が主流ですが片貝まつりでは比較的数多く打ち上げられ、日本古来の花火も良いなぁなんて感じさせてくれたりします。
しかし花火大会の主流となった洋火に比べ断然暗い和火はカメラマン泣かせ。
いつ打ち上がるかも分からず開いた時にしまったと思うコトもしばしば。
レタッチ頼みの花火だったりします。
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ため息のち響めき

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たくさんの歓声や感動を誘う片貝まつりの奉納煙火ですが、時折会場からため息が洩れる花火もあります。
それは打ち上がらずに地上で開花してしまった花火。
地割れとか巣割れとか言うそうです。
打ち上げ音の後しばらく開かない花火に会場はざわめき、そしてわずか数秒の間に観客は何があったのか理解しざわめきはため息へと変わります。

ただし面白いのはたまたま地割れした上の画像の花火は偶然にも正三尺玉という直径90センチもある巨大花火。
正常に開けば空震という形で桟敷席を揺らすのですが、この時はミサイルが落ちたかのような激しい地面の揺れに襲われました。
大きなため息の後に感じた地鳴りのような振動に会場は一転して響めきに変わる、そんな不思議な体験をしました。

届け! この想い!!



初孫誕生、健康祈願、結婚報告、そして追善供養などが多い片貝まつりの奉納煙火。
しかし開催日が週末に当たる年はプロポーズ花火が上がることがあります。
思いを花火に託してプロポーズなんて素敵ですね。
ちなみにこの奉納者と恋人の様子はテレビの生中継でも放送され、無事プロポーズも成功したようです。

それとは対照的に天国の友へ送ったこの花火。
短いながらも想い詰まったメッセージが泣かせてくれます。




奉納された花火一つ一つに色んな想いが込められているのですね。

涙のスターマイン



それなりに花火大会を見に行っていますが、一番好きなのはこの片貝まつりの花火大会。
ただ単に花火を見るだけではなくお祭りを含めての雰囲気をも楽しめる大会です。
特に11月17日付の更新記事で“あのナレーション”おばちゃんの名ナレーションを聞きたく毎年出向いています。
お世辞にも上手いとは言い難い素人丸出しのナレーション。
でもね、それが味があって暖かみを感じるから不思議です。

ここの花火大会は個人、もしくは同窓会などが出資しあって打ち上げる奉納花火大会。
一発一発の花火に奉納者の思いが込められていて、その思いをおばちゃんが読み上げてくれます。
初孫誕生、健康祈願、結婚報告等々内容も色々。
その中で自分がもっとも心に残ったアナウンスと花火がこれ。


故郷を出て嫁いだ女性が他界してしまいその旦那さんが片貝中学の同窓会が上げるスターマインと一緒に追善供養として花火を上げるという物なのですが、そのアナウンスの内容に思わず涙ぐんでしまいました。
年々涙腺が緩くなるねぇ。
初秋の夜空を見上げながら、涙で滲む花火見物となりました。

曳行を終え

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町内の曳行を終え、奉納煙火会場へとやってきた同級会の山車。
この後、皆で打ち上げる還暦のスターマインが夜空を飾る。

おらがまちの花火

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小さな町で行われる花火大会。
住民達は時間になると軒先に椅子を出して花火観覧。
のどが渇くと家の中から飲み物やつまみを持ってきたり、大きなプログラムになると家の中から家族が出てきたり。

こんな素晴らしい花火大会が自宅から見えるって羨ましいな。

見守る

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今やモニュメントとかしている現役を退いた打ち上げ筒。
その後方で花火が打ち上がる。
日中入れ替わり立ち替わり記念撮影の行われたこの場所も花火が打ち上がり始めると誰一人として気にとめることはなかった。

絆のバンザイ

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同級会が主体で行われる片貝まつりの打ち上げ花火。
町内を山車で練り歩き神社で木遣りの奉納をしバンザイでしめると一様の儀式が終わる。
後は桟敷席中央のお立ち台へ上り、奉納した花火を見るだけだ。

佇む伝統

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筒引きとともに片貝まつりの伝統行事として今も執り行われている古式玉送り。
各家庭で作られた打ち上げ花火は各町内会の手作りの山車でまとめて乗せられ、一度神社へ木遣りとともに奉納された後打ち上げ場へと運ばれます。
現在では法律的な絡みもあり、花火の製造は免許を持つ者以外は出来なくなったのであくまでも形式として継承されています。
この手作りの山車はそんな伝統を受け継いだ物なのです。

神に捧げる

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片貝まつりの花火は浅原神社秋季例大祭の一環として打ち上げられます。
なので神社の本殿を背にこんな綺麗な花火が打ち上がります。
昔は邪魔な電線も無ければ境内の木も低くもっとスッキリ見られたようですが・・・。

浴衣の二人

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前回更新ブログのイレギュラー写真。
9月に行われる片貝まつり。
日中は真夏のような暑さでも夜は半袖では肌寒い。
なのでこのお祭りではなかなか浴衣姿の女の子は少ないのですが、この日は偶然見かけたので思わずパチリ。

境内にて

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浅原神社秋季例大祭の一環として上げられるこの奉納花火大会。
いつもは桟敷席で花火観覧だけど、神社のお祭りとしての花火大会を表現したく境内へ。
まっすぐ伸びる杉の巨木で神社の境内らしさが表現できたかな!?

見上げる夢舞台

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花火に酔いしれ、見つめる女性。
打ち上げ花火に重ね夢見る光景ははたして何なのでしょうか!?

群青色の舞台

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まだ闇夜になりきらぬ群青色の空。
主役がこない空はどことなく寂しさと静けさを感じます。

そして定刻7時半。
あのナレーションが流れ、奉納煙火が始まるのです。


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路上販売

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片貝まつり名物“花火番付”。
それまでちょっと奥まった駐車場の入り口で販売していたものの売れ行きは今ひとつ。
幹線道路の渋滞が始まるとこれぞとばかりに移動してちゃっかり路上販売を始めました。

「ここだと売れるかい!?」


時折通る顔なじみが皆同じことを言って茶化していくのが印象的でした。

二人の夏祭り

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大きな鳥居。
露天の並ぶ境内。
そして浴衣の二人。
目を閉じれば浮かび上がる、そんな祭の景色がここにはありました。

昼花火 - 秋を感じる撮影ポイント -

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夜の花火とは違い、情景を入れての撮影がしやすい昼花火。
せっかくなら季節を感じられるポイントで撮影したいものですよね。
このカメラマンは秋ならではのポイントで撮影を楽しんでいました。

絆の昼花火

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片貝まつりでは全国でも珍しい昼花火の奉納があります。
主に同級会と呼ばれる地元中学校を卒業したの同窓生で作られたグループがお金を積み立て打ち上げます。
打ち上げ時間の少し前に桟敷席の中央にあるお立ち台と呼ばれる場所に集まりその時を待ちます。

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青空をバックに打ち上がる花火は、夜のそれとは違った味わいのある花火でした。

記念撮影 - どっちがおっきいかな!? -

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浅原神社の舞殿に飾られた大玉の数々。
あまりの大きさにただただ見入るだけの男の子でしたがカメラを向けられると直立不動の体勢でかしこまった顔をしていました。
指先から緊張感が伝わってきますね。

まつりの日

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片貝まつり名物、花火番付の張り出し。
その前を法被を腰巻きにした氏子が酒を持って横切る。
片貝まつりだなぁと思う一瞬。

母子

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身内の人が曳いてるらしく、ずっと眺めていました。

絆の曳行

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片貝まつりを語る上で忘れてはならないのは“同級会”の存在。
地元中学校を卒業した同窓生たちがお金を積み立てあい、20歳、本厄、50歳、55歳、還暦、そして古希と人生の節目で花火を打ち上げ互いを絆を深めていきます。
この年還暦の花火を奉納することとなったのは第26回卒業生となった酉戌会のみなさん。
町で所有する中でももっとも立派な山車を曳き、花火打ち上げ時間に合わせて神社を目指します。

若さみなぎる成人達が曳いた大筒に比べるとなんとものんびり曳いてますが、これもまたご愛敬。

守護神の席

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観覧場所に指定されている小学校の校庭。
広い広いその場所のゴールネットの下に場所取りがされていました。
何故にわざわざこの場所!?

木遣り奉納

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筒引き最後の一仕事、木遣りの奉納。
頭衆と同級会の面々が向かい合い声高に木遣りを唄う。

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神様視線だとこんな感じに見えるんですね。
彼らの歌声はどのように聞こえているのでしょうか!?


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そして木遣りの奉納が終わると大筒は境内の片隅に移動され静かに祭の様子を見守るのでした。

頭の背中

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筒引き最後に執り行われる木遣り奉納。
本殿の前に整列した同級会メンバーの前に集団を束ねてきた各組の取締役、本部長などの頭の面々が整列する。

さぁ、いよいよ木遣りの奉納だ。

神に向かいて

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無事町内を巡行を終え、浅原神社へと奉納された大筒。
今神と向かい合い、最後の木遣り奉納をじっと待つ。

労いのひととき

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無事筒を引き終え、最後の木遣り奉納を前に一時の休息を迎える。
冗談交じりでこれまでの労いをクチにする。

大筒を引く

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神社の境内に入った筒引き。
本殿までもう少し・・・。


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テレビカメラを向けられると俄然力が入ります。


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引き終わって。
良い表情してますね。

通りを割いて

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人混みの通りを割いてなにやら怪しい集団がやってくる・・・。


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やってきたのは筒引きの引き子集団。
町内の筒引きを終え神社への奉納にやってきたのだ。

記念撮影

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筒引きが始まる前、郵便局横の打ち上げつつモニュメントの前で記念撮影が行われます。
まずはその年成人した若連中と、お偉いさん全員で撮影が行われるとその後はお偉いさんだけでの撮影となります。
お偉いさんたちはカメラマンに依頼しての撮影、後々にプリントされて配布となるのですが・・・


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若連中は手持ちのスマホで撮ってサクッとデータを送りあったりSNSに上げたり。
世代の違いですね。
プロフィール

としみつ

Author:としみつ
どちらかと言うとほめられて伸びるタイプ

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