彼らの役割

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'10御柱祭 上社里曳き


御柱を支点に両サイドに高く付きだしたメトデコ。
その上に何人もの人が乗るので御柱は大変安定が悪くなります。
そこで、4本すべてのメトデコの先に綱をくくりつけこれを引っ張ることによってバランスを保ちます。
テコ乗りに比べてしまえば地味でいて目立ちませんが安全を守る上では重要な役割。
受け持つ若者たちの表情は真剣そのものです。
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太陽を背に

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'10御柱祭 上社里曳き


太陽を背にメトデコに乗るテコ乗りたち。
そしてメトデコが傾かぬよう見上げながら引き綱を曳く若者たち。
この柱の曳行は主に未来を担う若者で構成されていました。

御柱参上

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'10御柱祭 上社里曳き


のんびり曳かれてやってきた御柱。
たくさんの氏子を引き連れやってきた御柱乗りたちの表情が何とも誇らしい。

それにしてもメドテコの付く上社の御柱の曳行は何とも華やかだ。

ちいさな木遣り衆

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'10御柱祭 上社里曳き


曳行路脇の特設ステージで木遣りを披露する子供たち。
あまりの人の多さに少々戸惑い気味でしたが見事大役をこなしていました。

がんばれ未来の主役たち!

待つ

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'16御柱祭 上社里曳き


曳行集団の先頭を行く旗持ち達。
一足先に神社に到着し御柱の到着を待つ。

押し寄せる群衆

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'16御柱祭 上社里曳き


出し物の一団が通り過ぎると程なくして木遣りの歌声が聞こえはじめる。
振り向けばそこには旗持ちを先頭に御柱を曳行する氏子たちが押し寄せてきていた。

狭い参道を埋め尽くす

人・人・人・・・


あまりの威圧感に思わずタジロう。

で、御柱はどこにいるのかいって!?
鳥居の向こうにメドデコが見えてるのが分かるでしょうか?
御柱は数百メートルにも及ぶ引き綱で曳かれて境内を目指すのです。

里曳き出し物色々

御柱祭の里曳きでは曳行の合間を縫って様々な出し物や催しが行われます。
そのうちいくつかの写真を掲載。

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地元信金による花笠踊り。


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芸傘の披露。


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そして里曳きで忘れてはならないのは長持ちの行列です。

このほかにも子供たちによるドジョウすくいや騎馬行列などが行われます。


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ちなみにこの人たちは長持ちに見えますがただの荷物運びです(笑)。


祭りの人出

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'16御柱祭 上社里曳き


たった数時間前までほとんど人のいなかったのがウソのように見物客でごった返す。
天気にも恵まれ最高の祭り日和。

龍神舞う

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'16御柱祭 上社里曳き


里曳きが開始される時刻とほぼ同じ頃、本宮の拝殿前では龍神の舞が奉納されていました。

誰もいない

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'10御柱祭 上社里曳き


建御柱当日。
準備万端の境内。
あとは御柱の到着を待つ境内もまだ早朝と言うことで静寂の中。
誰もいないこの場所も、数時間後には身動き取れないほどの人でいっぱいになる。

激しさの中のゆるさ

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'16御柱祭 上社山出し


前デコや元綱周辺の騒がしさから取り残されたような後デコに乗る氏子衆。
他人事のように前方を眺めるその姿がなんとも印象的でした。
でも八ヶ岳の雪解け水が流れ込む川の中にずっと浸ってるのも大変でしょうね。

男たちの戦い

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'16御柱祭 上社山出し


懸命に自分の役割に徹する男たち。
なんて言葉に表したらいいのか分からない戦いがそこにあった。

上社山出し 川越し編

上社山出し最大の難所であり見せ場である川越しの写真をダイジェストで掲載します。
真後ろに高速道路、そして中途半端なフラット光。
ウデのない自分ではただ普通に撮るしかないシチュエーションでした・・・。
なのでこんな感じでやってるんだと思って見てもらえれば幸いです。

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先端部がせり出してきた御柱はさらに元綱を曳かれ徐々にその先端を角度を水面へと向けていきます。


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そして耐えきれなくなった御柱はゆっくりと流れの中へその先を沈めていきました。


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前後左右のメドデコにつけられた命綱の引っ張り加減が悪く、御柱はおしりを向かって右に流しながら左側に倒れてしまいました。
木落し同様メドデコのバランスをを保ったまま華麗に川に沈めるのが良い川越しの突入の仕方なのだそうで、見ていた氏子や観客からは残念がる溜息が聞かれました。

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たくさんの人が見守る中、御柱は川を渡っていきます。
先ほどまで必死に震えを我慢していた川の中の元綱係たちですが、御柱が川の中に入ると水の冷たさなど忘れたかのように必死に曳き始めました。
ちなみに完全に水の中に入った御柱は浮力があるので軽く曳けるのだとか。

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川越し限定で整備されたスロープを使い再び陸に揚げます。
御柱が軽く感じたのも束の間。
濡れて重さを増しうえに上り坂。
今まで以上に重たく感じられます。


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先回りしていた氏子たちに一気に曳かれ、御柱は勢いよく山出しの最終目的地の御柱屋敷を目指していきました。

'16御柱祭 上社山出し ※すべて氏子の皆様のご配慮により撮影

突入直前

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'16御柱祭 上社山出し ※氏子の皆様のご配慮により撮影


徐々にせり出してきた御柱。
あともうひと引っ張りでその頭は向きを変え一直線に水面に突き刺さる。
しかし心なしか下社の木落しの華乗りたちに比べるとリラックスしているように見えますね。

いたずらな飛沫

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'16御柱祭 上社山出し


川越し直前。
必死にバランスを取ろうとする命綱係にいたずらに水をかける一人の氏子。
観客たちの視線が今や遅しと御柱に集まるそんな緊張感を和らげる。

上社川越し 準備編

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木落し坂を無事下った御柱は上社目前というところで宮川に行く手を阻まれます。
ここが上社山出し最大の難所、宮川の川越し。
八ヶ岳の冷たい雪解け水が流れ込む水の中を大勢の氏子と御柱が渡ります。


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20mほど先の対岸にはすでに川越しを終えた御柱の曳行の跡が。


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いつもは浅い宮川ですがこの日は10数トンもある御柱を一度川へ落とすため安全のために2mほどの深さまで掘り下げてあります。
しかし水深が深くなったことで今度は溺れる危険性も出てきます。
そこでライフジャケットを着用したお巡りさんが担架を準備して待機しています。


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先陣を切って旗持ち達が対岸へ渡ります。
ちなみにお巡りさんの立っている辺りが浅瀬ギリギリで、この後ろから急に深くなります。


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かごに乗せられ大総代が対岸に渡ります。


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中にはわざわざ深いところを泳ぐ猛者も。
幟を持っているため上手く立ち泳ぎが出来ず半分溺れがかる。
心配してお巡りさんが駆け寄りますが助けを拒否して見事最後まで泳ぎ切りました。


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一連のセレモニーが終わると元綱が送り込まれていきます。


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ラッパ隊と元綱係の一部が対岸へ元綱を渡して再び曳き子全員で綱を引いて川越しに備えるのです。

その男の横顔

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'16御柱祭 上社山出し


てっぺん乗りをまかされたこの男。
おんべを振る手にも力が入る。

神宿るおんべ

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'16御柱祭 上社山出し


曳行される御柱。
ほんの一瞬だけ、てっぺん乗りのおんべが眩く輝いた。
まだ神が宿らぬこの巨木。
到着を待ちきれない主が顔を出しにきた瞬間だ。

三日間で50万人以上の人出があった上社山出しですがこの光景を目撃できたラッキーな人はいったい何人いただろうか。

はしゃぐ未来の氏子達

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'16御柱祭 上社山出し

男達が熱中する御柱祭ですが子供達にとっては退屈きわまりないのは想像に難しくありません。
でも大きくなったら祭りに熱中する男になるんでしょうね。

休息の時

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'16御柱祭 上社山出し


難所木落し坂を無事下りた曳行集団は住宅街の中で休息の時を迎えます。
氏子達が休むその目先には難所をやり過ごした泥まみれの元綱が。
それにしても石材屋の墓石の上で休憩ですか(苦笑)。

束の間の休息

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'16 御柱祭 上社山出し


無事、難所木落し坂を終えた氏子達の顔に笑みがこぼれる。
最大の難所、川越しへ向け束の間の休息。

上社木落し ダイジェスト版

長らく下社山出しの更新が続きましたが、今日からは上社の山出し~里曳きの写真を更新していきます。
まずはダイジェスト版として木落しの画像をまとめてアップ。
え!?下社の木落しに比べて随分と扱いがぞんざいじゃないかって!?
いやいや別に差別する意思なんて毛頭ございません。
残念ながら今回、前回あわせて未だ1本しか撮影する機会に恵まれておらず作品として出せる写真がないのが本当のところ。

あまりにも有名すぎる下社の木落しに隠れがちな上社の木落しですが、こんな感じで行われているんだと知っていただければと思います。

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10kmにも及ぶ御柱街道を曳行してきた集団は市街地に入る手前、宮川の集落の外れで上川への落ち込みに遭遇します。
ここが上社山出しの木落し坂。


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下社の木落しと同じく木遣りやラッパ隊の演奏、垂れ幕の掲揚などを行います。


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こちらの集団では梯子乗りの演舞も披露されました。


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一通り祭事ごとが終わるといよいよ木落し。
ラッパ隊の演奏にのって曳かれた御柱はゆっくりと角度を変え坂を下っていきます。

追っ掛け綱を切ることによって一気に坂を下る下社の木落しと違い、上社の木落しは御柱を曳く元綱係と後ろの追っ掛け綱を曳いて速度を調整する追っ掛け綱係。
そして両脇からメドデコに付けられた命綱を引く命綱係が三位一体となって坂を下ろしていきます。
特に命綱係の役割が重要でいかに左右のバランスを上手く取り華麗に坂を下ろせるかが上社木落しの見所です。


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しかし残念ながらバランスを崩して止まってしまいました。
朝まで降り続いた雨の影響で足下が悪くバランスを取るのがかなり難しかったようでした。


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体制を取り直した御柱は再び曳かれたくさんの氏子と観客が見守る中、次の難所の宮川の川越しを目指して行きます。

次回は重点的に上社の山出し~木落しを撮りたいなと思っておりますが・・・。
年度初めの人事の絡む時期。
休暇を取るのがかなり困難なんですよね・・・。
どうなることやら。

勲章

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'16 御柱祭 下社山出し


木落し坂の最下部に刻まれた勲章。
関係者が埋め立てていました。
また6年後。
再び男達の熱い思いを刻み込むために。

山出しを終えて

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'10 御柱祭 下社山出し


山出しが終えた木落とし坂。
深くえぐられたその地面が御柱の大きさを物語る。

そして6年後のこの日まで山間の小さな集落は静かな日々を取り戻す。

棚木場を目指して

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'16 御柱祭 下社山出し


陽が沈みつつある御柱街道。
山の谷間から差し込むわずかな光を浴びて山出しの目的地、棚木場を目指す。

ねぎらう

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'10 御柱祭 下社山出し


木落し坂を下った御柱。
氏子達が華乗りを中心に集まり無事木落しを終えたこと祝い、そしてそれぞれの労をねぎらった。

下社山出し 木落し

随分と前置きが長くなってしまいましたが、いよいよ誰もが知っている御柱祭、木落しです。
綱切りによって追掛け綱が断ち切られた御柱は、まるで水を得た魚のごとく一心不乱に坂の下を目指して滑り落ちていきます。

それではこれまで撮り貯めてきた木落しの写真をご覧ください。

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'16 御柱祭 下社山出し ※氏子の皆様のご配慮により撮影


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'10 御柱祭 下社山出し


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'10 御柱祭 下社山出し


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'10 御柱祭 下社山出し


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'10 御柱祭 下社山出し


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'10 御柱祭 下社山出し


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'16 御柱祭 下社山出し


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'16 御柱祭 下社山出し


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'10 御柱祭 下社山出し

綱切りの作法

いよいよ下社山出し最大の見せ場木落し。
巨大な御柱は急な坂を一気に下っていくわけですが、けして氏子や元綱係達が曳っぱって坂を下ろすのではありません。
御柱の後方にある追掛け綱という綱を杭に固定し、その綱がピンと張られるまで御柱をせり出させてそして綱切りの担当者が切ることによって下っていくわけです。

坂際の櫓上にいる総代が号令の白旗を振った時、後方ではこんな光景が繰り広げられていました。

まずこの二人は追掛け綱を踏むことによってより綱の張りぐらいを強めています。

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'16 御柱祭 下社山出し 


春宮一の綱切りという大役を任されたのは岡谷市の林さん。
実はこの方、我々夫婦にとっては人生を運命づけてくれたと言っても過言ではない人。
そんな恩人とも言える人が綱切りという大役を任命されたと聞きただただ感無量でした。

そしてここからは連続写真を掲載。
あえて説明なんていりませんね。

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見事一発で断ち切られた追っ掛け綱。
御柱はゆっくりと角度を変え、そして坂の下へ姿を消すのでありました。

その時を待つ - 緊張の一瞬 -

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'16 御柱祭 下社山出し ※氏子の皆様のご配慮により撮影※


徐々に坂からせり出す御柱。
眼下には固唾を飲んでその瞬間を待つ数千人もの氏子や観客。
ファインダー越しにも華乗りの緊張が伝わってきました。

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'16 御柱祭 下社山出し


その頃御柱の後方では木落に向け最終調整。
向きを微調整しさらに押しくくります。

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'16 御柱祭 下社山出し ※氏子の皆様のご配慮により撮影※


4mぐらいせり出したでしょうか?
しかしまだまだ足りないということで元綱係達はさらに御柱を引っ張ります。

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'16 御柱祭 下社山出し ※氏子の皆様のご配慮により撮影※


そして櫓上にいる総代が振る旗が赤から白に変わりました。
いよいよその時がやってきたのです。

固唾を飲む

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'10 御柱祭 下社山出し


固唾を飲み木落とし坂を見上げる群集。 明るく開けた観覧席が一種独特な空気に包まれた。 迫り来るその時をまだかまだかと待ちわびる。


心一つに - その時に向けて -

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'10 御柱祭 下社山出し


木落しに向け御柱が坂に迫り出す。
山里に響く木遣りの歌に乗せ、氏子達は思いを一つに重ね合わせる。


プロフィール

としみつ

Author:としみつ
どちらかと言うとほめられて伸びるタイプ

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